メタボリックの原因

メタボリックシンドロームの原因である生活習慣とは

メタボリックシンドロームの主要な原因は内臓脂肪型の肥満ですが、その肥満の原因やメタボリックシンドロームを引き起こすその他の原因として、毎日の生活習慣から来る不摂生やストレスを挙げることができます。


不規則な生活や喫煙、アルコールの摂り過ぎ、睡眠不足といった生活習慣の乱れは体に変調をもたらし、高血圧や糖尿病、コレステロールの増加などを招きます。食事もカロリーが控えめであってもバランスを欠いた食事であれば、やはり肥満の原因になります。


これらの生活習慣の乱れは全て動脈硬化を進行させる原因となり、メタボリックシンドロームをさらに悪化させる原因となることは明らかです。ただし、中には遺伝や加齢が原因となって起こるメタボリックシンドロームもあります。その場合には独断は避け、医師の診断を仰いで原因に適切に対処することが必要です。



内臓脂肪とアディポネクチン

メタボリックシンドロームを起こす最大の原因は内臓脂肪の溜まり過ぎです。


内臓脂肪はほとんどの場合、食べ過ぎや運動不足から来る摂取カロリーの過剰が原因となって増えることが多いのですが、増えやすいけれど減らしやすいという性質があります。そのため、ダイエットや運動によって内臓脂肪を減らし、メタボリックシンドロームを防ぐことは十分可能です。


メタボリックシンドロームが加速していく原因は、最近の研究で明らかになった「アディポネクチン」という体内物質と大きく関係しています。アディポネクチンは体内に進入した有害物質の働きを止めるたんぱく質の一種ですが、溜まり過ぎた内臓脂肪はこのアディポネクチンを減少させ、その結果、動脈硬化を進行させることがわかったのです。そもそも脂肪は体にはなくてはならないものですが、アディポネクチンへの影響からもわかるように、溜まり過ぎた内臓脂肪は想像以上に体に悪影響を及ぼすというわけです。