内臓脂肪とアディポネクチン

メタボリックシンドロームを起こす最大の原因は内臓脂肪の溜まり過ぎです。


内臓脂肪はほとんどの場合、食べ過ぎや運動不足から来る摂取カロリーの過剰が原因となって増えることが多いのですが、増えやすいけれど減らしやすいという性質があります。そのため、ダイエットや運動によって内臓脂肪を減らし、メタボリックシンドロームを防ぐことは十分可能です。


メタボリックシンドロームが加速していく原因は、最近の研究で明らかになった「アディポネクチン」という体内物質と大きく関係しています。アディポネクチンは体内に進入した有害物質の働きを止めるたんぱく質の一種ですが、溜まり過ぎた内臓脂肪はこのアディポネクチンを減少させ、その結果、動脈硬化を進行させることがわかったのです。そもそも脂肪は体にはなくてはならないものですが、アディポネクチンへの影響からもわかるように、溜まり過ぎた内臓脂肪は想像以上に体に悪影響を及ぼすというわけです。