メタボリックと高血圧

高血圧の予防

高血圧の予防はメタボリックシンドロームの予防にそのまま直結すると言っても過言ではありません。


高血圧を予防するために一番大切なのは、食事で摂る塩分を制限するということです。日本人は1日に平均して約12gの塩分を摂っているといわれています。しかし、高血圧を予防するためには塩分を1日10gまでに、現在すでに高血圧であったり、メタボリックシンドロームの危険性がある人の場合は1日7gまでに塩分を抑える必要があります。


減塩する工夫のポイントは、だしを効かせることと香辛料をうまく使うことです。高血圧を予防し、メタボリックシンドロームを引き起こさないためには適度な運動も大切です。ウォーキングや水泳、エアロビクスなど、体力に応じて、できれば毎日コンスタントに有酸素運動を行いましょう。高血圧の予防にはタバコを吸わないこと、お酒を飲みすぎないことも重要です。こうした毎日の生活習慣の積み重ねが、高血圧やメタボリックシンドロームの予防に繋がるのです。



高血圧の症状

メタボリックシンドロームの中でも高血圧に該当する人は非常に多く、30歳以上の日本人の男性の52%、女性の40%が高血圧だといわれています。


一般的に高血圧の判断基準は最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上とされていますが、メタボリックシンドロームの中の高血圧の判断基準では、最高血圧が130mmHg以上、最低血圧が85mmHgを高血圧と決められています。血圧は1日でも上下動が激しいため、特にひどい高血圧でもない限り、症状といってもなかなか判断材料になるような症状は見当たりません。頭痛や肩こりといった症状が見られる場合はありますが、その原因が実は高血圧にあるとはあまり考えないのではないでしょうか。しかし、高血圧はメタボリックシンドロームのみならず、全ての生活習慣病に共通の危険因子であり、さまざまな合併症を引き起こします。ときどき自分の血圧をチェックし、血圧が高い場合は早めに医師に相談するようにしましょう。


▼高血圧の判断基準
最高血圧が130mmHg以上
最低血圧が85mmHg